12/25、ベートーヴェン第九の合唱指揮をさせていただきました。
今回の演奏会は、マエストロが生前の安倍晋三首相とコソボ大統領から大統領勲章を、また今年9月に上川陽子外務大臣から表彰を受けられ、その記念コンサートということで、日本とコソボの友好に関わられた大勢のオーケストラメンバー・合唱メンバー・お客様が、東京・名古屋・四日市・諏訪・佐久から集まられました。
合唱団員も声楽家をはじめ、多くのお医者様、公正取引委員会、国会議員関係者、大使館関係者、アナウンサー等々、様々な職種の方々が参加し、100名超えの皆様で創り上げる「第九」となりました。
その合唱団を纏める、しかもかなり限られた時間の中で、ということで、団員の皆様に一体、何を伝えていこうか悩んだのですが、僕は日頃「合唱って、団員の皆さんお一人おひとりが少しでも進んだだけで大きな前進になる、それが楽しい!」とお話ししているので、今回も、ひとつずつ稽古し、積み重ねていきました。
オケの皆様が、オケ合わせの休憩中やバラしのあとに「合唱どんどん良くなってるね」とか、ソリストの皆様が「くりちゃんが何か言ったあとに合唱がすごい変わるんだけど、あれは何を言ってるの」と声かけをくださったのが本当に嬉しかったです。
何より団員さんが、本番のびのび歌ってくださり、幸せな時間を過ごさせていただきました。
このような貴重な体験をさせていただけてよかったです。
改めまして、ご来場くださった皆様、お世話になりました皆様ありがとうございました!